もし日々の家庭での血圧を記録されていましたら、手帳やメモもお持ちいただけると、診察の参考になるためありがたいです。高血圧の詳しい説明はこちらから。
糖尿病とは、インスリン抵抗性が上がったり、肝臓で十分な量のインスリンが作られないことなどにより、血液中のブドウ糖が増えてしまう病気です。血液の糖度(血糖値)が高いままだと、頻尿やのどが渇く(口渇)などの症状のほか、将来的に心臓病や失明、足の切断を要するなど重い合併症を引き起こす可能性が高まります。これを防ぐために、慢性的に血糖値が高い場合には数値をコントロールする飲み薬を使用します。必要に応じてインスリン自己注射(+血糖自己測定)での治療も行っています。
血液中の悪玉コレステロール値や中性脂肪が、基準より多い状態です。これだけですぐに病気となるわけではありませんが、脂質異常症は脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化を引き起こす原因となります。予防のために生活習慣の改善とコレステロールを下げる薬を服用して治療をしていきます。脂質異常症の詳しい説明はこちら。
痛風は、血中内の尿酸値が急激に変動することで起こります。痛みを感じるなどの発作時には、鎮痛剤を使用します。高尿酸血症は痛風や腎機能障害の原因となるため、尿酸値を下げる飲み薬を使用します。