ABI/CAVI:当院でいつでも検査可能で
閉塞性動脈硬化症の診断に有用です。
下肢閉塞性動脈硬化症は“動脈硬化”と呼ばれる血管の変化と深くかかわっています。
動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールが沈着し、血管の内部が狭くなり血液の流れが悪くなった状態をいいます。
動脈硬化はそもそも血管の老化現象のことであり、誰でも年齢を重ねれば血管はもろくなっていきますが、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病がある場合、動脈硬化が通常より早く進行してしまいます。
その結果、おもに足の先などに十分な血液が届かなくなることで様々な血液不足の症状が出現するようになります。
下肢閉塞性動脈硬化症の患者さんは動脈硬化が進行していることが多いため、当院では虚血性心疾患のスクリーニングも同時にお勧めしています。